2017年3月31日金曜日

変化の日々。

 
春らしい陽気のティンプーいます。
 
ご無沙汰しておりました。記事を書かない間も、ブログを見にきてくださった方、どうもありがとうございます。
 
 
ねこちゃんが、わたしになんの許可もなく勝手に虹の橋を渡ってしまって悲しみにくれる日々。なかなか気分も晴れずに過ごしてきました。今でも泣けちゃうけどなんとかやっています。
 
その日は唐突にやってきて、仕事も行かず泣き暮らし、仕事に行っても泣き続け、ペットの為にそんなにこころを動かされないブータン人の同僚や友人を心配させ続けました。図面を描きながら泣いてる人がオフィスにいるとか、ブータン人には信じられない光景だったので(苦笑)
 
大丈夫だよ~って言っても泣くので、最終的に同僚達の間では、わたしに向かってねこちゃんの話題を出したらいけない!絶対に!となったようだ。フェイスブックなどでもわたしがねこちゃんを可愛がっているのを知っていた友人などがオフィスに来て、わたしにねこちゃんの話を振ると、近くにいる同僚たちがすぐにゾンカ(ブータンの国語)で、猫は死んだから話したらだめ!!と止めるけど、その時はすでに遅しでだーだー泣いているという具合だったので、同僚達にとってみれば恐怖の数ヶ月であったろうと思われます…
 
 
さて、そんなこんなで過ごしていましたがただぼやっと過ごしているわけでもなく、変化の時でした。迷ったけれどもブータン政府を離れることを決め、仕事のまとめに奔走する日々。延長の手続きの関係から契約が切れる3ヶ月前に申請したにも関わらず、帰国1週間前まで離職許可もおりず…前日まで仕事をし…ばたばたでした。
 
別の形でブータンに、同じ内務文化省に戻ろうかと思っていたのですが、予想外のことが起きたので日本に戻ることに(たぶん)。
 
とはいえ、離職はしたものの残務処理が多く残っていたので←わたしのせいだけじゃない…今はブータンで過ごしています。ブータンに戻った途端に仕事の電話がじゃんじゃん鳴るのが解せないけど(笑)…もう引継ぎしたって伝えてたのになぁ!同僚がちゃんとやってないからとりあえず電話掛けてみたとか言われてる(苦笑)
 
 
暢気なブータンに振り回されていますが、あと少しのブータン生活を楽しみたいと思います。
 
書かなかった期間にも、国王陛下と話せるチャンスがあったりしたりしたので、それもそのうち書きたいな!
 
 
 

2016年9月18日日曜日

第5回日本語スピーチコンテスト in Thimphu


いつもブログを見てくださってどうもありがとう。


日曜日のお昼過ぎ、ティンプーのとあるホテルで『第5回日本語スピーチコンテスト』が国際交流基金の支援を得て行なわれました。主催はブータン日本語教師会。

発表者はブータンの首都ティンプーにある日本語学校(The Bhutan Centre for Japanese Studies)の生徒さん達。コンテストは初級レベル(学習暦6ヶ月程度)5名と中級コース(学習暦8~12ヶ月程度)4名に分かれていました。

発表者は前回と異なるものの、全体のレベルがアップしていて感心しきり。

日本語学校って、週6日2時間くらい通うんだもんなぁ…良く頑張ってるなぁと。
日本語を学んで日本に行きたかったり…日本語を生かしてブータンで仕事を得たいと思っていたり…目標があるって頑張れるよね。


ってここで、我が身を振り返る。
2008年1月から現在まで継続してここに住んでいるにも関わらず、わたしの英語能力とゾンカ(ブータンの国語)能力は地を這うレベル…

向上心が足りないのか?それとも??
よくブータンの友人に『お前はブータンに興味がないんだ』と言われ『あほなこと言うな!こんなにブータンに関心を持って貢献したいと思ってるのに』なんて言ってるけれど、もしかして彼らの言う通りでブータンに関心がないんだろうか?と自問自答した日曜の午後。


2016年9月17日土曜日

ビシュワカルマ・プジャ(Vishwakarma Puja)

 
 
いつもブログを見てくださってありがとう。
 

土曜日、朝6時過ぎ、陽気なヒンディ音楽が大音量で窓の外から流れてきた。『誰かの誕生日かな?それにしても朝早いな…』なんて思いつつ外を見てみると、うちの近所の工事現場がきれいに飾りつけられて人がわさわさしていたので気がついた。『あぁビシュワカルマ・プジャか』

ビシュワカルマ・プジャとは、ヒンドゥーのお祭りのひとつで、機械の神様(ちょっと正確じゃないんだけれどなんって説明していいか良くわからないので便宜的にこう書いちゃいますね)であるビシュワカルマに車などの機械に福をもらいます。ビシュワカルマは建物の建設にも関係があることと、多くのインド人が新築工事現場で働いていることから、ブータンでは建設現場でお祝いしているの多く見ることが出来ます。

町では多くの飾りつけられた車を見ました。あまりにも前が見難い飾り付けをしてあるタクシーには乗りたくないなぁ…(笑)

走ったら風船が邪魔だろうなぁ
 
荷物は載せられない状態

朝早くから夜遅くまで、大音量の音楽とダンスでとても楽しそう。

毎年、若干うるさいな…とは思いつつも、朝から晩まで…休日も祭日も…良く働くインドの方々の年に一度くらいしかないお祭りだから、楽しんでもらえたらいいなぁとも思ってる。

 
町から帰ってくると自宅アパート前の駐車場でも、車の飾り付けをしていました。ブータン人僧侶(ブータン仏教徒)もヒンドゥのお祈りしてもらうんだなぁ…なんていつものように疑問に思っていたら、僧侶が『君は文化局で長いこと働いているね。仕事は楽しいかい?君のスクーターはお祈りしないの?』と聞いてきたので、返事をするついでに疑問に思ったことを聞いてみた『なんで仏教徒なのにヒンドゥ教のお祈りしてもらうの?』

『仏教が発祥したときに車はなかったから仏教にこういった機械に関する祈りはないんだよ。だからヒンドゥだけど仏教にも近いところがあるからお祈りしてもらうんだ』

うぅん、よくわかるような…さっぱりわからないような…



自分メモ
ガラッブ・リンポチェ、デチョッグ・コルロ

2016年9月15日木曜日

中秋の名月。


いつもブログを見てくださってありがとうございます。


さてさて、日本では中秋の名月ですがブータンでは観月の習慣もないので、ひとりで細々と月見団子を作って観月会でも…と思いましたが。

わたしの住む首都ティンプーでは夕方から雲が広がり月を欠片たりとも見ることが出来ませんでした。残念。

でもお団子(みたらし・あんこ)は食べたよ☆


2016年9月12日月曜日

選挙。

いつもブログを見てくださりありがとうございます。
以前から文字が小さくて読みずらいと思っていましたが、前回から改善できました(笑)
 
 
 
さて、ブータンでは9月末に地方自治体の選挙が行なわれます。村長・町長・区長、そんな感じの。ブータンの人たちは、住民登録が行なわれている自治体の選挙権を持っているのですが、ほとんどの同僚達は現在居をかまえている首都ティンプーから遠く離れた地方出身者が多く、実際に投票所に向かうことが困難なことから、先日郵送での投票用紙届けられました。この郵送投票用紙セットは申請しないと届きません。
 
住所のないブータンでは、郵便物は職場に届けてもらうことが一番確実。なので、同僚の家族の分なども職場に届いていました。
 
 

もちろん、ミーハーなので中身を見せてもらうことに(笑)

選挙の案内と自分がどこの誰か記す青い紙、返信用封筒、村長・町長・区長それぞれの投票用紙とその封筒が入っていました。

投票用紙には、名前と顔写真が書かれておりその横の空欄にチェックすることで投票できるシステムです。わかりやすくて間違えにくくていいですね。

今までの選挙と同様に、投票日(9月27日・火曜日)は公休日になるようです。